大家族ドキュメンタリー番組、テレビ朝日系「痛快!ビッグダディ」の主人公で柔道整復師林下清志さん(48)が27日、都内で初著書「ビッグダディの流儀」(主婦と生活社)発売記念イベントを開き、同番組を打ち切りたい意向を明かした。「映像はもう興味ない。もういいのかな、と思う」などと話した。

 同シリーズは06年9月、奄美大島での4男4女との大家族生活に密着した内容でスタート。愛知、香川・小豆島などと移住する中で、独特の子育てや最初の妻佳美さん(42)との3回の結婚&離婚、2番目の妻美奈子さん(30)との結婚&離婚などが反響を呼んだ。これまで19回、特番も含めると計約30回放送された人気シリーズになっている。それでも、林下さんは「飽きましたね。ゲップが出ます」と同番組に食傷していることを明かした。

 一方で、林下さんは著述には興味を持っており、「自分の書いた本が店頭に並ぶのが夢だった」と言う。同書でも「避妊はしない」「性の話もオープン」などと、テレビでは明かさなかった独自の生き方、女性観などを書いている。

 この日も林下さんは「妊娠する可能性を100%否定したセックスに興味がない。コンドームを初めて付けたのも40歳を過ぎてから」と言い切り、遊びで女性と付き合うことがない姿勢を強調した。

 現在は故郷の岩手で整骨院を経営しており、11年4月に結婚し、今月離婚した美奈子さんは最近、写真誌でセミヌードを披露。来月告白本を出すが、林下さんは「ギリギリの表現で、いい出来ですね」と評価した。その上で、「確率は非常に低い」としながらも「あるとすれば美奈子との復縁があるのかな」と意味深につぶやいた。