遺伝性のがんの予防措置として乳腺切除手術を受けたことを明かした米女優アンジェリーナ・ジョリー(37)が、07年に乳がんで亡くなった母ミシェリーヌ・ベルトランさんの生涯を描いた映画に出演すると、英メディアが報じた。ジョリーは主演で、母親を演じる。ジョリーのパートナーで俳優ブラッド・ピット(49)が持つ映画製作会社、プランBが製作し、来年にも撮影に入る予定という。ジョリーは、10年間の闘病後に母を亡くしたことを今でも悲しんでいるそうで、今回の乳腺切除手術も「自分の家族と1日でも長く一緒にいたかったから」と説明している。【ロンドン=鈴木雅子】