覚せい剤取締法違反(所持・使用)などで起訴されたCHAGE

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 ASKAのASKA(本名・宮崎重明)被告(56)が逮捕前に、現在公判中の栩内(とちない)香澄美被告(37)とは別の女性と覚せい剤を使用していたことを認めているとNHKなどが25日、報じた。

 栩内被告とは別の女性との覚せい剤使用が、ASKA被告の公判にどのような影響を及ぼすのだろうか。東京地検特捜部元副部長若狭勝弁護士は、情状などが悪くなる可能性はあるが、「別の女性と使用した時点での尿の提出と鑑定がなければ再逮捕や、量刑が重くなることは考えづらい」とみている。

 一方で、栩内被告の公判には少なからず影響が出てくる可能性もあるという。「例えば、ASKA被告がその別の女性と使用した際に、どのように誘って使用したのか、お互いに同意した上で使用したのかなど、具体的な方法が明らかになれば、検察側はそれを参考にして、尋問などの参考にすることはできる」。栩内被告は22日の初公判で覚せい剤の使用を否認している。