「にっかん飛切落語会」(日刊スポーツ新聞社主催)第352夜が25日、東京・内幸町のイイノホールで行われた。入船亭扇辰(50)は、マクラで飛切落語会での先代三遊亭円楽さんや立川談志さんの思い出を語った後、「一眼国」を演じた。レギュラーは柳亭小痴楽(25)三遊亭天どん(41)。小痴楽は、銭湯の番台に座った若だんなの妄想が止まらない「湯屋番」、中入り後に登場した天どんは、古典「たらちね」に登場する新妻を外国人に変えた「タラチネ」を演じた。トリは立川志の輔(60)が「抜け雀(すずめ)」で大いに沸かせて締めくくった。次回は9月26日。レギュラーは小痴楽、桂宮治、応援出演は春風亭昇太、柳家花緑。