「第56回日本レコード大賞」(主催・日本作曲家協会など)の審査委員会が19日、都内で行われ、高倉健さんが「特別栄誉賞」を受賞することが決まった。

 過去、音楽に貢献した故人は「特別功労賞」が贈られていたが、「特別栄誉賞」は高倉さんのために初めて設定された。関係者は「高倉さんは日本の大衆芸能文化の中で特別な存在。『網走番外地』『唐獅子牡丹』などの歌で音楽文化にも多大な貢献をされており、業績は大きい」と話した。また、大ヒットしたディズニーアニメ映画「アナと雪の女王」の楽曲に対し、こちらも今回初めて設定された「特別映画音楽賞」が贈られることも決まった。

 大賞候補となる優秀作品賞10作品、新人賞4組、最優秀歌唱賞なども決定した。大賞と最優秀新人賞は12月30日に東京・新国立劇場からTBS系で生放送される「第56回輝く!日本レコード大賞」で決定する。主な受賞は以下の通り。

 ▼優秀作品賞

 「雨のち晴レルヤ」(ゆず)「さよならの前に」(AAA)「Darling」(西野カナ)「ちょいときまぐれ渡り鳥」(氷川きよし)「東京VICTORY」(サザンオールスターズ)「熱情のスペクトラム」(いきものがかり)「ファミリーパーティー」(きゃりーぱみゅぱみゅ)「炎と森のカーニバル」(SEKAI

 NO

 OWARI)「ラブラドール・レトリバー」(AKB48)「R.Y.U.S.E.I」(三代目J

 soul

 Brothers

 from

 EXILE

 TRIBE)

 ▼新人賞

 大原桜子、SOLIDEMO、徳永ゆうき、西内まりや

 ▼最優秀歌唱賞

 EXILE

 ATSUSHI