俳優瑛太(30)が、ディズニーの新作アニメ映画「プレーンズ」(クレイ・ホール監督、12月21日公開)で声優に初挑戦することが10日、分かった。同作は、車が主役で日本でも人気の「カーズ」シリーズの流れをくむ飛行機が主役の作品で、瑛太は高所恐怖症の主人公ダスティの声を演じる。2歳の長男と「カーズ2」のDVDに収録された「プレーンズ」の予告編を見て盛り上がり、その翌日にオファーを受けたことに運命を感じている。

 01年の俳優デビューから12年。最愛の息子も大好きなディズニー映画で初めて声優を務めることになり、瑛太は率直に喜びを語った。「ディズニー映画の主役の声優をやらせていただけることは、自分の中で大きな夢の1つ。とてもうれしかった。主人公は子供にも大人にも愛されるキャラクターが多いので大きな責任も感じています」。

 オファーの前日、たまたま長男と「プレーンズ」の予告編を見て「楽しみだね」と話していたという。さらにオファー当日には、家族でディズニー・シーに行き、「ディズニーの世界を思いっきり楽しんで」(瑛太)帰宅したタイミングでオファーが届いたという。「聞いた時に、すぐ運命的なものを感じまして、ぜひやらせていただきたいと思いました」。

 長男は、瑛太の声優初挑戦をとても喜んでいるといい、瑛太は「子供はまだ小さいので、よく分かってはいないですけど。公開されて見に行った時に『となりに座っている人が、ダスティの声を話している』と思わないぐらいがいいな…と感じています」と、ともに映画館に行く日を心待ちにしていた。

 ◆「プレーンズ」

 農場で働くダスティは、大空の世界一周レースで優勝するという夢を抱いていた。しかし、ダスティはレース用飛行機ではなく、農薬散布用のプロペラ機の上、高所恐怖症のため低空飛行しかできなかった。それでも夢を諦めきれず、猛特訓と仲間のサポートを受け、大空の世界一周レースの出場権を得る。全米では8月9日に公開され、既に続編「プレーンズ

 ファイア&レスキュー」の公開も決定。