嵐主演映画「ピカ☆★☆ンチ(ピカンチ・ハーフ)LIFE

 IS

 HARD

 たぶん

 HAPPY」(木村ひさし監督、8月1日公開)が、地方4都市でも公開されることが17日、分かった。東京・後楽の東京ドームシティホールで1カ月間の単館上映予定だったが、計25万席が発売日翌日に完売。ライブ同様、チケットが取れない嵐現象がもたらした措置となった。

 すさまじい嵐人気を物語るスピード完売だ。東京ドームシティホールでの上映分(8月1~31日)、計25万席が今月13日からローソンチケットで発売されるや、アクセスが殺到し、ローソンチケットのHPが開きにくい状態に。映画の上映だけで、ライブのようにメンバーに会えるわけでもないが、翌日にはチケットが完売してしまった。

 前売りで10万枚を売り上げたら映画業界では「すごい」とされる中、映画関係者は口々に「聞いたことがない」と驚がく。松本潤(30)も、撮影現場で完売の報告を受け、「スゴイ!」と目を丸くしていたという。

 この現象を受け、「拡大公開」の措置が決定した。単館上映が決まった時点で「東京以外でも上映してほしい」というファンの声に応えた形にもなり、札幌、名古屋、大阪、福岡の4都市で公開。東京も含めると、計36万3000人を動員予定になり、リーダー大野智(33)は「東京以外の方にも、嵐の歴史でもある『ピカンチ』を楽しんでいただけることを願っております」とコメントした。

 「ピカンチ」シリーズは過去2作制作され、本作は10年ぶりの同シリーズ新作。02年の「ピカ☆ンチ」は東京と大阪の2都市で計10万1000人、04年「ピカ☆☆ンチ」も東京と大阪2都市で計10万5000人を動員したが、10年を経て上映都市、動員数も激増する。

 「拡大公開」に伴い、映画ポスターも初披露された。相葉雅紀(31)は屋形船で経営するラーメン屋の制服姿。松本は「リッチ棟」出身のボンボンらしくスーツ姿。二宮和也(31)は世界を飛び回ってヒッピースタイル。大野は少しくたびれたスーツ姿。櫻井翔(32)はかつてのリーゼント姿から一家の大黒柱らしく、立派なサラリーマン姿で撮影に臨んだ。前作に続き、水川あさみらが出演することも発表された。