佐藤健(25)主演映画「るろうに剣心

 京都大火編」(大友啓史監督)が1日、初日を迎え都内で舞台あいさつが行われた。席上で現地時間3日にカナダ・モントリオールで北米プレミア、6日にフィリピン・マニラでアジアプレミアを開催すると発表した。フィリピンでは12年の前作が邦画興行収入新記録の54万ドル(約5400万円)を記録し、同国史上初となる邦画のプレミア開催が決まった。

 佐藤には6日のアジアプレミア以降、10日までの5日間で2カ国11都市を宣伝で回る“るろうの旅”が控える。8日帰国後、翌9日に福岡、広島、大阪、京都、名古屋、翌10日には札幌、仙台、盛岡、埼玉を経て東京で舞台あいさつする。アジアプレミアには武井咲(20)青木崇高(34)も参加予定だが、大友監督の故郷盛岡と佐藤の故郷埼玉での凱旋(がいせん)上映を含め、国内宣伝ツアーは佐藤と監督が2人で回る予定。

 佐藤は「世界を完全に視野に入れて作ってきた。前作が評価され、続編はもっといけるだろうと。こういう場(プレミア)を与えられ、うれしい」と喜んだ。また6月30日に日本テレビ退社後、佐藤が所属するアミューズ入りした馬場典子アナ(40)が司会を務め、公の場で初仕事をした。【村上幸将】