乃木坂46の若月佑美(22)松村沙友理(24)が25日、今月19日にグループ卒業と芸能界からの引退を発表した橋本奈々未(23)についてコメントした。都内で行われた「食神さまの不思議なレストラン」展の制作発表会見に出席した。

 若月は「みんなで一斉に本人から卒業と聞いて、率直にビックリしたっていうのもありました」と明かした。「今まで乃木坂46では、学業専念とか、女優さんを目指すとか、そういう形での卒業しかなかったので、芸能界引退というのは、本人にとっても私たちにとっても、未知な世界だと思います」と話した上で、「一番支えて、応援してあげられるのは私たちメンバーなのかなと思うので、しっかりできる限りサポートできたらと思います」と話した。

 デビュー当時から、橋本と白石麻衣(24)とともにファンからトリオで「御三家」と呼ばれた松村は、「橋本さんは、いろんな才能があると思うから、乃木坂46の中でもいろんな表現をしていたと思う。ただ、世の中は、自分の世界を表現することだけでもないと思うので、卒業したらいろんな世界を知ってほしいなと思います」と話した。

 橋本は若月、松村と同期の乃木坂46の1期生。今月19日にニッポン放送「乃木坂46のオールナイトニッポン」で、来年2月20日の誕生日を目安に、グループから卒業することを発表。卒業後は芸能界を引退することも明かしていた。

 この日、松村は乃木坂46の「食」担当、若月は「アート」担当として出席。展覧会を訪れた人に配られる「神様のおいなり」を持って登場したが、「今日は試作品ということで、まだ食べたらダメって言われてしまいました」と照れ笑い。二科展5年連続入選という実績を持つ若月は、展覧会の作品について「幻想的というか、今の東京とかでは見られないような景色の中に、ぽつんとご飯が置いてあったりして、新しい景色が見られると思います」とアピールした。

 2人は展覧会で、作品の解説などをする声を演じる。来年1月28日から5月21日まで、東京・茅場町の特設会場で開催される。

 また、スーパー浮世絵「江戸の秘密」展も同時に行われた。片岡愛之助(44)からのビデオメッセージも流れた。