5人組グループJuice=Juice(ジュースジュース)が7日、東京・日本武道館でコンサートを行った。同所での単独公演は初めて。

 冒頭、リーダー宮崎由加(22)が「初の武道館コンサート、盛り上がって行くよ~!」と絶叫。宮本佳林(17)は「序盤4曲だけで普段の2公演分くらい汗かいてます。今日は干からびていなくなっちゃうくらい、頑張ります!」と目を輝かせた。

 ライブでは13年9月のデビュー曲「ロマンスの途中」や新曲「Dream Road ~心が躍り出してる~」など25曲を披露。会場を埋めたファン1万人から大歓声を浴びた。

 アンコールのあいさつでは、宮本が「今日は絶対泣かないって決めたんです!」と深呼吸したが、目には涙が浮かんでいた。今年1月に子宮内膜症であることを公表した金沢朋子(21)は、「みなさんに迷惑をかけて、グループにいていいのかなとか、活動を続けることができないんじゃないかって思ったこともあったけど…メンバーたちが支えてくれました」と涙。「たくさんたくさん、恩返ししていきたいと思います」と話した。

 宮崎は「みなさんのおかげで、Juice=Juiceの夢だった、武道館単独コンサートをかなえることができました!」と感謝。「これから、またこのステージにも立ちたいですし、もっともっと大きな夢や、小さな夢をかなえる瞬間をみなさんと一緒に過ごしていきたいです! これからも、大好きでいてくれますかっ!?」と尋ねると、大歓声を浴びていた。

 ラストはダブルアンコールの「Wonderful World」。5人で手をつないで、一斉に両手を挙げてあいさつした。