TOKIO長瀬智也が29日、東京・赤羽体育館で行われた「東京2020オリンピック・パラリンピック フラッグツアー セレモニー」に出席した。東京オリンピック・パラリンピックのスペシャルアンバサダーを務めている。

 オリンピックフラッグを持って、黒のスーツ姿で登場した。北区長の花川與惣太氏に旗を渡すと、笑顔を見せた。「皆さん、おはようございます。今回、東京オリンピック・パラリンピック2020のスペシャルアンバサダー務めさせていただくことになりました、TOKIOの長瀬智也です。よろしくお願いします」とあいさつすると大歓声を浴びた。

 アンバサダーとして同席した車いすバスケットボール元日本代表の根木慎志氏とトークも行った。実際に競技用の車いすに乗り、車いすバスケも体験した。シュートに挑戦し、なかなか決まらないでいると、根木氏が「皆さんの声援で盛り上げていただくのが一番の力になります」と呼びかけた。大歓声の中、長瀬が放ったボールがきれいにリングを通過すると、大きな拍手が上がった。

 イベント終盤、長瀬はあらためて呼び掛けた。「この2020年に東京オリンピック・パラリンピックがあるというのは、僕ら本当にラッキーだなって思います。一生に1度じゃないかなって考えています」とした上で「応援って『イエーイ』とか言うのって恥ずかしかったりすると思うんですけど、一生に1度ですから。そんなんで後悔したくないですし、僕も東京オリンピック・パラリンピックに向けて、めいっぱい叫びたいなと思っています」と話した。

 この日は近い距離で声援を受けた。「声援って本当に胸に響くと思います。僕らTOKIOだったら歌う時なんですけど、最近なかなか歌うこともなくて。久しぶりに(声援を)聞いて血が騒いでいる感じです」と興奮気味に語った。