韓国俳優で歌手のチャン・グンソク(29)が23日、パシフィコ横浜で2年ぶりのファンミーティングを行った。

 オープニングではステージに自宅を再現。ドアを開けて「ただいまぁ~」と客席に呼び掛けると、約5000人のうなぎ(ファンの総称)が「お帰りい~」。アットホームなグンちゃんワールドがスタートした。

 「そろそろ春の季節。私が韓国に戻ったころに桜が咲く。すごく残念。でも、今日は桜よりきれいなあなたたちがいるから」。乙女の心をわしづかみにするキラーフレーズを口にしたり、「最近、覚えた日本語は『ビチョビチョ』です」などと笑いを取ったり。硬軟織り交ぜたトークで何度も盛り上げた。

 ほかにも韓国語講座を行い、バーのマスターに扮(ふん)しての悩み相談など終始アットホームな雰囲気だった。歌唱コーナーでは韓国語曲「一緒につくったメロディ」を大合唱。「最高!これからも皆さんを応援します」と、会場に何度も投げキッスをしながら感謝した。

 グンちゃんの魅力について、埼玉県在住の主婦坪田麻由子さん(53)は「6年前から見ていて、ヤンチャぼうずがすてきな大人の男性になった。日本のアイドルにはいない魅力を持っている」とべた褒め。母の影響でファンになった娘の美里さん(24)も「何よりも笑顔が魅力的です」と続いた。

 大阪で始まり、横浜でも開催したファンミーティングは4月に福岡と名古屋でも行う。