カンテレの夕方ニュース番組「みんなのニュース 報道ランナー」(月~金曜午後4時47分)のキャスターを務める京大野球部出身の新実彰平アナウンサー(27)が俳優小栗旬(34)、西島秀俊(46)と対談し、貴重なアドバイスをもらった。

 新実アナが「くじけそうになったときどう乗り越えましたか」と質問すると、小栗は「くじけちゃダメとなるとしんどくなるじゃないですか? 『また立ち上がればいいや』とやってきた」。西島も「ずっと成功している人なんていないですよ。みんないっぱい失敗してやってる人ばかりだから」とアドバイスした。

 在阪局最年少となる夕方ニュースメインキャスターに今春から抜てきされた新実アナには期待とともに重圧もかかる。

 同番組タイトルにひっかけて「トップランナーとして、一番大切にしてきた考え方は?」という問いには、小栗は「人と人とのつながりを大事だと感じるようになり、礼儀をしっかりしている」と答えた。西島は「『どうせだれも見ていないだろうな』というところで、ずっとやってきた」。陰の努力があって初めて「トップ」を争える資格を得ることができると強調した。

 11日にスタートする「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」(火曜午後9時)に出演する2人からアドバイスをもらった新実アナ。インタビューの最後には小栗から「自分1人ではどうにもならないから、周りで支えてくれる人たちを信用してやっていくしかない」とエールを送られた。

 対談の模様は11日の「みんなのニュース 報道ランナー」で放送される。