美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長(73)が、アメリカンフットボールの悪質タックル問題で記者会見した日大選手を「高須グループがほしい人材です」と高く評価した。

 高須氏は23日、ツイッターを更新。当該選手が前日の記者会見で、監督やコーチから指示があったと明かしながらも、反則行為をしたのは自身の責任だとして謝罪したその姿勢に「僕は正直者が好きです」とし、「そんなにアメフトが好きなのに辞めざるをえない宮川選手が本当に気の毒です。僕のできることなら何でもお力になろうと思います。でも何ができるでしょうか?」と同選手の今後について支援する構えを見せた。

 20歳を迎えたばかりの一学生でありながら顔や名前を明かして会見に臨んだ当該選手の評価が上がる一方で、反則行為を指示したとされる指導者や、いまだ会見を行わない日大の姿勢には批判の声もあがっている。高須氏は「僕の仲間は日大だらけです。みんないいやつです。僕のイメージは良いです。だから日大は好きです。日大は卑怯な大学ではありません」と同大学を擁護したが、今回の問題に関しては「監督さんが悪いと思います」と私見を述べた。

 また高須氏は、当該選手について「顔を出して謝罪した彼を僕は高く買います。高須グループがほしい人材です」と称賛。「逃げ隠れしない潔さに感銘を受けました。ご家族も賞賛したいと思います」とつづった。