「神々の遊び」コントなどでおなじみのお笑いコンビ、モンスターエンジンの西森洋一(39)が18日、大阪・よしもとエンタメショップ難波店で新著「声を出して笑っていただきたい本」の発売記念サイン会を行った。

16年1月1日から毎日つけ、月1回のペースで「日記朗読ライブ」を行っている西森。今回はその中から選りすぐった98日分が詰まった1冊となっている。

小学生の頃には、運動会の感想文をボイコットするなど文章を作ることが「大嫌いだった」というが、今では24時間、携帯のメモ機能で日記をつけている。

著書には芸人仲間との日々も登場し、「M-1グランプリ」の審査を巡って騒動となった先輩、スーパーマラドーナ・武智も「結構出てきますね」。互いがデビュー前から親交があるといい「何してくれてんねんと思って」と苦笑い。

「ほんまやったら『武智さんのことも書いてます』って、本の売り上げも上がるはずなんですけど、言うと下がる可能性があるんで一切、言うてません」と風評被害を気にしていた。

最近の武智にの様子については「憔悴(しょうすい)しきってましたね(笑い)。毎晩、泣いてるって言ってました。テレビも何もつけんと、全くの無音の部屋でじっとしてるらしいです」と反省の日々を明かした。

さらには、動画配信されて問題となった酒席に同席していたギャロップ・林健も頻繁に登場すると話した西森。一連の騒動後には「よく考えたら(自分の本に)ええこと無いなと思って。逆にもう言うてもいいですけどね。世間を騒がせているあの人のことも載ってますよみたいな」と困りながらも、開き直ってPRする案にも言及していた。

発売から3週間、「最近は書店に並んでいるのを見るのが一番、うれしい」と喜びを語った。目標ひとつには「何に引っかかるか見当もつかないので、本屋大賞が1番良いですね」と受賞に意気込み「絶対に笑えるはずなので、ぜひ手に取ってください」とアピールした。