神宮外苑花火大会(日刊スポーツ新聞社主催)が16日夜、行われ、歌手玉置浩二がメーン会場である神宮球場のライブステージに登場した。

 神宮球場は玉置にとって思い出の場所。28年前、安全地帯として井上陽水とコンサートを行った場所で「当時僕は28歳でしたが、今は56になります」と懐かしそう。「その時初めて歌った歌」という「夏の終わりのハーモニー」を曲紹介し「今はもう星になった仲間や、安全地帯、陽水さんに敬意を表し、心を込めて歌います」。真夏の夜空に歌声を響かせ、約3万人の観客を魅了した。

 この日は「田園」など全5曲を披露。Little

 Glee

 Monsterとのジョイントで披露した「田園」では、歌詞を「愛はここにある

 神宮球場にある」と変えて歌い、花火気分を盛り上げた。

 神宮花火大会は神宮球場のほか、秩父宮ラグビー場など6会場で行われた。石井竜也、AAA、May

 J.ら豪華アーティストが各会場でライブを披露した。午後から降った雨もスタート直前にピタリと止み、夕暮れに虹がかかるロマンチックなスタート。第2部では1万発の花火が上がり、都会の夜空を彩った。