離婚問題の渦中にある女優中山美穂(44)が12年ぶりに連続ドラマに主演する。NHKBSプレミアムドラマ「プラトニック」(来月25日スタート、日曜午後10時)で、人気脚本家の野島伸司氏が書き下ろした。テーマは恋愛。中山は余命わずかの謎の青年に恋心を抱くシングルマザーを演じる。NHKドラマ初執筆となった野島氏は、キャスティングの話し合いで「中山美穂さんを主演に」と指名。「悲劇」にも「恋愛」にも適していることが理由だったという。

 中山は現在、12年間連れ添った作家でミュージシャンの辻仁成(54)と離婚協議中だが、既に10歳の長男と2人で生きていく決意を固めていると伝えられている。その最中、住まいのあるパリから日本に戻り、今月中旬から始まる収録に集中することになる。

 謎の青年役は、KinKi

 Kids堂本剛(34)が演じる。2人は初共演だが、それぞれ野島作品は経験済み。中山の連ドラ主演は、02年のフジテレビ系「ホーム&アウェイ」以来で結婚後は初めてになる。

 NHKでの連ドラ主演も初で、中山は「脚本を読んだ時、大変な役が来てしまったと思いました。これ以上ない素晴らしい作品になるよう大切に演じたいと思います。強気な新人に戻ったつもりで」。堂本は「このドラマがたくさんの人に愛されるように中山さんを始めとする共演者、スタッフの皆さまとともに作り上げていきたいと思います」とそれぞれ意気込んでいる。