パラリンピック「水の女王」成田真由美(46=日本テレビ)が、9月下旬にメキシコシティーで開幕する世界選手権を欠場する可能性があることが14日、分かった。

 都内の国立スポーツ科学センターで日本代表合宿が公開され、成田が「まだ、行けるのかどうか分かりません」と明かした。自由形と背泳ぎで上位を狙っているが、大会は過去に例のない標高2250メートルで開催され、下肢まひの障がいを持つ成田の体に与える影響が未知数であることが理由。今合宿で宿泊する部屋は低酸素状態に保たれている。今月末からは米合宿を行い、医師と参加の是非を検討していく。