リオ五輪陸上男子短距離代表のケンブリッジ飛鳥（２３＝ドーム）が１８日、大きな手応えを得てベルギー遠征から帰国した。

　１３日のリエージュ国際大会では１００メートルに出場し、気温１０度台前半の中で１０秒３０の２位。優勝した９秒８６の記録を持つブレドマン（トリニダード・トバゴ）と互角の勝負を振り返り「初めて９秒台の選手と一緒に走る中で、自分の走りができた」と自信の表情を見せた。１６日の国際大会では２００メートルで自己最高タイの２０秒６２で優勝。リオでは１００メートルと４００メートルリレーに出場するが「２年ぶりの海外でもいつも通りやれた」。米国の直前合宿を経て本番に向かう。