ロシア・オリンピック委員会のジューコフ会長は25日、ドーピングの取り締まりを強化するため、プーチン大統領が指示した独立委員会の設置を正式に決めたと発表した。独立委員会の議長には、国際オリンピック委員会(IOC)で長年働き、副会長も務めた81歳のスミルノフ氏が就任。
スミルノフ氏は、反ドーピング独立委員会にはIOCや世界反ドーピング機関(WADA)の代表もメンバーとして迎えると表明した。
プーチン氏はドーピング対策に力を入れると強調し、IOCやWADAと緊密に連携するよう求めていた。スミルノフ氏の人脈を生かし、融和を図る方針とみられる。
またジューコフ氏は、リオデジャネイロ五輪のロシア選手団のうち8人以上が過去のドーピング違反を理由に各国際競技連盟の調査対象となっていると指摘した。このうち、2012年ロンドン五輪200メートル平泳ぎで銅メダルを得たユリア・エフィモワ選手は出場が厳しい状況という。
IOCは24日、過去にドーピング違反で処分を受けたロシア選手は、処分期間を終えていてもリオ大会へのエントリーを認めないとの方針を発表していた。



