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坂本照雄選手が小田原でレース中に激突死

 7日に開催された神奈川・小田原競輪9Rで坂本照雄選手(40=神奈川、A級2班)がレース中の事故で死亡した。坂本選手は最終周回4角付近で落車した選手を避けて内側に進路を取り、そのまま緩衝マットが巻かれた写真判定用ミラーボックスに激突した。意識不明となり、競輪場に待機していた看護師の心臓マッサージと救急隊員によるAED治療を受けながら小田原市立病院に搬送されたが、午後3時38分に死亡が確認された。死因は外傷性心肺不全とみられる。レース中の死亡事故は10年2月15日広島競輪で虚血性心疾患により急死した中垣輝光選手以来。落車による死亡は08年9月11日一宮競輪7Rの内田慶選手以来。

 坂本選手は94年4月17日にプロデビューし、強烈な先行、まくりで神奈川のホープとして期待された。02年熊本ではS級初勝利を挙げた。追い込みに転向してからは切れ味があるタテの足を発揮して活躍。親しみやすい人柄で地元選手からニックネーム「ゴン」をもじった「ゴンゾー」と呼ばれ人望も厚かった。

 ◆坂本照雄(さかもと・てるお)1972年(昭47)6月5日、神奈川県生まれ。94年4月17日に73期生として函館競輪場でプロデビュー。通算成績は1391戦151勝、優勝9回。

 [2012年7月8日8時35分 紙面から]







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