<高校サッカー:四日市中央工6-1尚志>◇7日◇準決勝◇国立

 ここまで粘り強いサッカーで全国の強豪を次々と撃破。準決勝は優勝経験のある四日市中央工(三重)に1-6の大差で敗れてしまいましたが、チーム初となるベスト4進出を果たし、尚志(福島)の5度目の高校サッカー選手権は幕を閉じました。

 東日本大震災で被災した地元・福島を元気づけようと挑んだ選手権。しかし「もちろんその思いはみんなの中にありました。だけど、やっぱり自分たちがサッカーを楽しんで、そして勝つことが一番だと思った」。福島出身の3年後藤拓也は、その思いがあれば、必ず福島を元気づけられる、そう信じて仲間と共にここまで戦い、これまで先輩達が越えることができなかったベスト16の壁を突破。初の4強入りを果たしました。

 震災後は学校グラウンドが使えず、仲村監督の母校である習志野(千葉)や矢板中央(栃木)までバスで練習に行ったこともありました。逆境を乗り越え、監督、そして仲間を信じて、戦ってきたこの1年。後藤は最後の試合、大敗を喫してしまったことに悔しさを見せましたが、それでも、「全国大会で自分の特徴を出して、ゴールを上げることができた。楽しかったです!」と胸を張り、笑顔で国立を後にしました。卒業後は、「監督のような責任感のある先生になりたい」と、教育学部に進学し、今度は指導者として再び選手権を目指します。(サッカーai編集部

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