サッカー女子の「なでしこジャパン」が25日、国際親善大会アルガルベ杯(3月4日開幕、ポルトガル)に向けた合宿3日目の練習を、千葉県内のグラウンドで行った。

 午後練習では男子大学生10人を相手に、実戦形式で調整。佐々木則夫監督もピッチに入り、細かい指示を送っていた。「ポイントが重要になる。流して練習するのではなく、止めて意識しながら練習した」と話した。

 練習では、1人の選手に複数のポジションを与える場面もあり、今年6月のW杯カナダ大会を見据えて「現状だけではなく、故障をする場合もあるし、なでしこは複数ポジションをこなせる選手が多い」と考えを明かした。

 なでしこジャパンは明日26日、ポルトガルに向けて出発する。