アーセナル(イングランド)がホームでアトレチコ・マドリード(スペイン)を1-0で下した。2戦合計2-1とし、アーセン・ベンゲル監督(76)が率いた2005-06年以来、20年ぶり2度目の決勝進出を果たした。

試合後の会見、スペイン人の戦略家ミケル・アルテタ監督(44)は「選手たちやクラブのみんなとこのような瞬間を分かち合え、素晴らしい夜になった。信じられない気持ちだ。これまでやってきたこと、経験してきたこと全てが意味を成すもの。多くの幸せそうな顔を見て、自分たちのやっていることを誇りに思う」と喜びを話した。

一方で話題となっているのが、勝利した後のアーセナルスタジアムが盛大な祝賀モードに包まれたこと。音楽が鳴り響き、サポーターは歓喜の声を上げ、選手全員がピッチ上で喜びを爆発させた。さらに手をつないでスタンドに向かって並び、まるで優勝でフィナーレを飾ったチームのように振る舞った。

これには「喜び過ぎだ」「まるで優勝したみたいだ」との否定的な声まで出ている。

08年にマンチェスター・ユナイテッドのFWで欧州制覇を達成しているウェイン・ルーニー氏(40)は、プライム・ビデオの取材に「彼らはまだ優勝していない。あの祝賀は少しオーバーだ。優勝した時に喜ぶべきだ、それに値するのかもしれないけど」とクギを刺した。

ただOBのベンゲル氏は祝賀ムードを「祝うのは当然だし、喜ぶのは当然だ。全く当然のことだ」と一蹴。その上で「次のステップは決勝に進み、そこで勝つことだ」と期待した。

決勝は5月30日(日本時間31日未明)にハンガリー・ブダペストで行われ、昨季王者パリ・サンジェルマン(フランス)とバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)の勝者と対戦する。