<東アジア杯:日本3-2オーストラリア>◇25日◇韓国・華城競技場

 日本代表FW大迫勇也(23=鹿島)が2発で今大会初白星をもたらした。1点リードで迎えた後半11分にFW豊田陽平(28=鳥栖)のパスを受け、ゴール前にドリブルで仕掛け右足で決めた。

 代表2戦目にして初ゴール。しかし直後、立て続けに失点を許し同点に追いつかれた。それでも同34分に再び豊田のパスを受け、右45度の位置から右足で決勝点。2ゴールでチームは初勝利を収めた。

 大迫は「代表は責任があるし、期待もある。その中で結果を残せて素直にうれしい」と手応えと自信をつかんだ。チームはこれで首位に浮上し、28日の最終戦は日韓戦。「反省はあるが前向きな仕事ができた。次勝てば優勝が決まる」と次戦を見据えた。