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響いた高原欠場、海外組不在/W杯予選

引き揚げるFW大久保(中央)ら日本代表の選手たち(撮影・宇治久裕)
引き揚げるFW大久保(中央)ら日本代表の選手たち(撮影・宇治久裕)

<W杯アジア3次予選:バーレーン1-0日本>◇2組◇26日◇バーレーン・マナマ

 ゴールの可能性さえ、感じさせることができなかった。バーレーンの激しいマークに苦しみ、攻撃の形をつくれない。右太もも痛のエースFW高原や、招集を見送ったMF中村俊ら海外組の不在が惜しまれる結果になってしまった。

 DF中沢は「もっと積極的に攻めたかった」と首を振った。ドローでも3次予選突破へ前進できるアウェーでの一戦で、守備を重視して戦ったこともある。だがそれ以上に、素早くこぼれ球を拾う相手の気迫に、終始押され続けた。前半37分にGKの正面を突いたMF駒野のミドルシュートから、後半24分のFW巻のヘディングシュートまで、34分間に渡ってゴールに近づくこともできなかった。

 攻撃に人数をさけない状況で、活路となりうるカウンター攻撃の場面も、ほとんどつくれなかった。岡田監督は「もっと速攻を仕掛けたかったが、前線でボールを奪うことができなかった」とうつろな表情で話した。最後の頼みになりうる「個の力」も不発。ドリブルでの打開を期待された先発のMF山瀬、1点ビハインドで投入されたFW玉田はそろって厳しいマークにさらされ、ペナルティーエリア内に進入できなかった。FW大久保もシュートゼロのまま、試合終了の笛を聞いた。

 失った勝ち点以上に、今後にも不安が残った。玉田は「相手が強いのではなく、こっちが弱かった」とポツリ。FW巻も「暑さの影響もあったけど、それ以上に攻撃のスタイルを確立しないと」と話した。中村俊らをあえて呼ばなかった一戦で、岡田ジャパンが大きな壁にぶち当たった。

 [2008年3月27日9時20分 紙面から]


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