G大阪MF遠藤保仁(28)が早くも9月6日のW杯アジア最終予選初戦バーレーン戦招集に当確ランプをともした。ウイルス感染症から復帰4戦目の神戸戦で、前半27分に左サイドから仕掛け、ゴール前に飛び込む山崎の頭に合わせる正確なクロスで先制点をアシスト。「あれはいい形だった。連続した動きでも息が上がらなくなった」と手応えを口にした。

 これを受けて、視察した日本代表岡田武史監督(51)は、早くもバーレーン戦招集を明言。25日のメンバー発表を前に「彼は代表の中心。来てもらいたいと思っている。(西野監督にも)もう話した」。中村、松井ら欧州組の参加が濃厚だが、遠藤が軸になる構想は変わっていない。

 試合は後半2分に得意のPKを外して1-1で引き分け。遠藤にとってプロ3度目のPK失敗だったが、岡田監督は「まだ完ぺきじゃないんだろうけど、試合をつくる感覚は問題ない」とフォローするほど。期待の大きさをうかがわせた。