ドルトムントの日本代表FW香川真司(21)が格の違いを見せつける。香川は21日午前にドイツから帰国。同世代のU-21日本代表のアジア大会金メダルに「自信になると思う」と話し、欧州主要リーグでの戦いを経験する余裕をのぞかせた。また、代表戦の報酬を巡り日本サッカー協会と日本プロサッカー選手会(JPFA)が対立している問題には「分からない」とだけ答えた。

 香川がニヤッと不敵な笑みを見せた。アジア大会で得点王となったU-21日本代表のFW永井の話に及ぶと口元を緩め「すごいと思います」。W杯南アフリカ大会で共にサポートメンバーに選ばれたが、さりげなく笑ったところに、海外での実績からくる自信を漂わせた。同大会での金メダルについては「大学生やJで試合に出ていない選手たちだから自信になったと思う」と話した。

 ここまで8得点で、チームがリーグ首位に立つ原動力になっている。アジア杯出場は確定的。ドルトムントは来月14日のレーバークーゼンとの首位攻防戦から再開。日本代表がアジア杯で勝ち進めば最大3試合もチームを離れるだけに「結果を出さないとチームからの評価を落とすから」と準備に余念はない。

 香川は「充実してたけど劇的な変化ではない」と冷静に今季前半戦を振り返った。24日にメンバー発表、27日に代表合宿が始まるが、まずは静養に充てる。体を動かさず関西の実家に帰省。「食事は楽しみです。日本は暑いですね」。それでも「アジア杯は大事な大会。いいサッカーをしたい」と話した。