日本代表の手倉森誠監督(48)が念願の五輪切符を喜んだ。1-1の後半ロスタイムにMF原川の決勝ゴールが決まると、跳びはねて喜びを表現。「しびれましたね。(五輪出場は)難しいとか、厳しいとか言われた中で、彼らの可能性を信じてやってきた。彼らもおとなしい世代だけれど『いつかやってやるんだ』という気持ちが実を結んだ。神様からのプレゼントがあった」と興奮気味に振り返った。

 対イラン、ドーハ開催といえば、93年にW杯米国大会出場を逃したA代表の「ドーハの悲劇」がイメージされる。因縁の戦いを制し「ドーハの悲劇から、歴史を逆転させていい勝ち方」と選手の頑張りをたたえた。