G大阪は“神戸キラー”FW宇佐美貴史(23)が不発で、第1ステージ優勝がさらに遠のいた。ホームで神戸とスコアレスドローで、4位に後退。これまで出場した神戸戦全8試合で11得点だったエースが、まさかの今季初のシュート0本に終わった。「記録はいつか止まるもの。この辺りで止まっておいた方が良かった。プレッシャーは好きですけど。もう少しパト(リック)と2人で引っ張っていければプレーの質、幅が変わった」と振り返った。
前半からボールを持てば2、3人に囲まれ、思うように進めない。そんな中でも、前半20分、絶妙なスルーパスをパトリックに出したが、得点にはつながらず。「あれくらいの守備の枚数、崩していかないと」と悔しがった。
4連戦目で疲労もたまる。普段は「疲労を力に変えないといけない」と話す男が珍しく「コンディションを崩している」とこぼした。日本代表ハリルホジッチ監督から体脂肪率を減らすように宣告され、1月からJ1開幕までに6キロ減らした体重を、さらに減らした。順調に体脂肪率は下がっているが、長谷川監督も「練習では特に悪いとは感じなかったけれど、あれだけ減量してたらね…」と心配していた。
次戦にも首位浦和の優勝が決まる。今にも切れそうな首の皮一枚でつながる状況に指揮官は「諦めたわけではないが、チームとして戦っていく必要がある」。残り3試合で勝ち点9差。逆転を信じて全勝するしかない。【小杉舞】



