首位攻防戦で逃げ切ることができなかった。

 前半27分に先制。スローインから川崎FのDF谷口彰悟(24)がペナルティーエリアの真ん中へ浮き球のクリアミス。落下点に走り込んだ鹿島MFカイオ(21)が右足で確実に決めたが、9分後に追いつかれた。カイオは「内容は押していたし、チャンスもつくれていた試合。欲を言えば勝ち切りたかった」と悔やんだ。

 1点を守れなかった守備陣も反省。日本代表DF昌子源(23)は「優勝するチームは、今日のような試合は必ず勝っている。絶対に勝てた」と反省。選手会長のDF西大伍(28)も「もっと要求し合わないといけない」と振り返った。