東京が1日、都内の明治神宮で必勝祈願した。元日本代表FWの大久保嘉人(34)永井謙佑(27)に同MF高萩洋次郎(30)ら、悲願のリーグ優勝とACL出場権獲得を目指した大型補強を神前に報告。篠田善之監督(45)は絵馬に「J1優勝」、主将のDF森重真人(29)は「リーグタイトル」と書いて誓っていた。

 初参拝の大久保嘉は「雰囲気が良かったね。気持ちが引き締まるし、ここから始まる気持ち」と移籍初年度に気持ち新た。先月29日まで沖縄・国頭村での1次キャンプを行い「チームは明るいし、慣れましたね。開幕へ、これから戦術をすり合わせていきたい」。4日から宮崎・都城市で行う2次キャンプも見据えた。

 玉串を奉納した森重は「チームとしても個人としてもリーグタイトルを取れていない。今年に懸ける意気込みは強いし、多くの人が入れ替わったので新鮮な気持ちで新しいスタートを切りたい」と抱負を語った。