アウェーで初戦を迎えた清水エスパルスは0-1で柏レイソルに惜敗した。ホームで開幕戦を迎えた磐田も完敗したため、県勢はともに白星発進できなかった。

 清水は、総力戦で柏に挑んだ。中2日のホーム鹿島戦(18日)を考慮し、前節J1アウェー新潟戦(11日・2-0)から先発10人を入れ替え。平日のアウェーにもかかわらず、サポーター約700人が集まった。新人のDF立田悠悟(18)、DF飯田貴敬(22)らに加え、右足首の捻挫から10日に復帰したばかりのFW長谷川悠(29)が先発。負傷者を多く抱える中、リーグ戦で出番の少ない選手がチャンスをつかんだ。小林伸二監督(56)は「新しい選手が、何ができるか見たい。選手は気合が入っている」と戦況を見守った。