<J1:磐田2-1名古屋>◇第13節◇24日◇ヤマハ

 名古屋が磐田に敗れた。後半38、40分の連続失点が響いた。リーグとアジア・チャンピオンズリーグ含め公式戦9戦負けなしと踏ん張ってきたが、4月12日リーグ浦和戦(豊田ス)以来の黒星だった。

 後半に入って攻撃のリズムが出て押し気味に試合を進めていたが、36分にMF小川佳純(24)が中盤で相手を引き倒す不用意な反則を犯し、この日2枚目の警告を受けて退場。これで一気にバランスを崩し、直後に連続失点。終了間際にFWダビ(25)のゴールが生まれたが、1点差で相手に逃げ切られた。

 途中出場したFW杉本恵太(26)は「1人少なくなって、相手に勢いに乗られて、そのままやられた。1人少なくても1点取れたことはプラスに考えたいけれど、2失点は改善する余地がある。今日も落とす試合じゃなかったと思う」と悔しがった。