<ナビスコ杯:新潟0-0仙台>◇31日◇1次リーグA組◇東北電ス

 仙台が好機を生かし切れず引き分けた。06年に新潟へ期限付き移籍したFW中原貴之(25)が、古巣相手にゲーム主将を務めるなど発奮。だが、両チーム最多5本のシュートが得点に結びつかず「ゴールを決めて成長したところを見せたかったので残念。引き分けてしまったのはFWの責任です」と反省した。

 前回J1の03年以来7年ぶりのナビスコ杯は、スコアレスドローの幕開け。前磐田のMF太田吉彰(26)ら新戦力を移籍初先発させた手倉森誠監督(42)は「リーグ戦と違う、新しい大会の開幕を勝利で飾りたかったけど。内容には満足。新戦力も落ち着いてゲームに入ってくれた」と一定の評価を与えていた。