リーグ首位の名古屋は1日、仙台戦(2日、瑞穂陸)に向け愛知・豊田市内で調整した。仙台は格下だが、日本代表に初招集されたMF関口訓充(24)には注意を払う必要がある。マッチアップが予想される左サイドバックのDF阿部翔平(26)の働きがカギとなりそうだ。

 最終ラインを抜群の存在感で引き締める191センチの長身DF増川隆洋(30)は、関口について「ドリブルが好きで縦に(勝負に)くる選手ですよね。でも大丈夫です。ウチの阿部が止めます」とニヤリ。代表招集歴を持ち左足のパワフルなキックが持ち味の阿部は、今回の代表に招集されてもまったく不思議のない好選手。同じく代表クラスの力を誇るセンターバックの増川とともに、注目の関口を封じる。