なでしこリーグの浦和レッズレディースが23日、手塚貴子監督辞任後、初のトレーニングマッチを行った。

 FCトッカーノのU-15を相手に、30分×3本の変則マッチで、主力組が出場した最初の2本では、前半9分にFW後藤三知が相手DFラインの裏に抜け出し、GKとの1対1を冷静に決めて1-0とリード。

 現在監督が不在の状況だが、攻撃面でコンビネーションプレーからフィニッシュに持ち込むシーンを作るなど主力が出場した2本目までを1-0。控え組とユースの混合となった3本目は0-1だった。

 当面、指揮を任されている神戸慎太郎コーチ(44)も「今週はオフがなく、暑い環境の中での試合となったが、選手たちは、前向きに新たな気持ちを持って取り組んでくれた」と手応えを感じていた。