<高校サッカー:東福岡2-0三鷹>◇1回戦◇30日◇駒沢
三鷹のMF平光太一(3年)の同点弾は、幻となってしまった。1点を追う後半13分、胸トラップからシュートを放った。見事にゴールネットを揺らし、ガッツポーズ。スタンドも総立ちとなり、ベンチからは選手やスタッフが飛び出した。
優勝候補の東福岡を相手に同点…かと思いきや、直後に主審がノーゴールの判定となった。トラップの際、ボールが肩に当たっており、ハンドと判定された。平光は「肩にぶつかったけど、故意ではなかった。(主審の)笛も聞こえなかったので、そのまま打ちました。(決まって)喜んじゃいました」と笑顔で明かした。
佐々木監督は「あの子はあんまり(シュートが)入らないのに、入っちゃいましたね(笑い)。ハンドしたから、肩の力が抜けたのかな」と振り返った。
平光は東京都大会では無得点に終わっており、全国では決めたいと目標を立てていたという。「ここで絶対に決めたいと思っていた。チームとしてはやり切って、誇りを持ってプレーできました」と話した。
スタンドからたくさんの声援を受けた。「応援がなかったら、もっと点差がついて負けていたと思います」と感謝していた。



