鹿島MF宮内龍汰(20)が手倉森ジャパン入りを熱望した。先月30日にJリーグ・アンダー22選抜(U-22選抜)に初めて招集され、J3秋田戦にフル出場。「練習が1日だけで合わせる難しさはあったけど、チームに緩急をつけることを意識した」と中盤で試合を組み立て、2-1の勝利に貢献した。

 前節、盛岡に1-6で大敗していたチームを立て直し、U-21日本代表コーチの高畠勉監督や、視察した同代表の手倉森誠監督(46)にアピール。各世代を通じて代表歴は1度もないが「自分のプレーを見てくれたことは良かったし、継続したい」と話した。

 層の厚い鹿島では出番を得られていないが「ここで先輩たちから学べば、代表も見えてくる」。鹿島ではDF伊東、植田、MF豊川に続くU-21代表候補入りを目指す。