<J1:鹿島2-2神戸>◇第9節◇30日◇カシマ

 鹿島は神戸をホームで迎えたが、2-2のドローで公式戦5戦連続勝ちなし(リーグ戦は4戦連続)となった。

 鹿島が迷走状態に入った。1-0でリードした後半23分、DF大岩が交代。右太もも裏の張りを訴えたためだったが、メンバーを代えた最終ラインのリズムが微妙に狂った。2分後に1本のパスで神戸MF吉田に1対1の場面を許し、同点弾を喫すると、同42分には王者らしからぬミスが発生。左クロスに対し、GK曽ケ端と途中出場のセンターバック中後が譲り合うような格好となり、神戸FW大久保に2点目を献上した。

 右足甲の負傷から4戦ぶりに先発復帰したFWマルキーニョスの2得点でかろうじて引き分け。だが公式戦5戦未勝利でクラブワースト4位タイのスランプとなった。昨年もリーグ戦で開幕5戦未勝利を経験したがDF岩政は「今はメンバーが代わっている分、改善の余地はある」と前を向く。DF内田、新井場が故障欠場しているだけに、新4バックの改善点はたくさんある。だが一方で「尻に火がついてきた」と危機感も募らせる。これ以上の足踏みは致命傷になる。