札幌DF箕輪4バックモード改造中
コンサドーレ札幌に新加入したDF箕輪義信(32=前川崎F)が23日、リーグ再開となる29日アウェーG大阪戦に向け、集中講義を受けた。この日、札幌・宮の沢での練習が始まると、G大阪戦でスタメンが有力な柴田、坪内、西嶋とともに三浦監督から呼び出された。「箕輪をチームに慣れさせる」。指揮官の意図は明白だった。
チームに合流した22日が初体験の札幌流4バック。川崎Fでの3バックが体にしみこんでいる箕輪にとって、理解するのは簡単ではない。この日は2月のグアムキャンプでも行われた守備陣4人、攻撃陣4人が2列に向かい合うミニゲームで、まずは「前日の復習」。その後は2タッチまでに限定した紅白戦で、頭と体に札幌流をたたき込んだ。三浦監督も何度もプレーを止め、箕輪らDF陣と話し合い、動きを確認しあった。
「シーズン途中(の戦術変更)は難しい。それでも理解するしかないし、やらないといけない」と箕輪はいう。22日の練習後、三浦監督と戦術担当の沖田コーチに1時間以上レクチャーを受けたが、質問事項はメモを取って確認。この2日間でほとんどの選手のニックネームを覚えるなど努力を欠かさない。「箕輪さんは理解が早い」とDF柴田は驚き顔。三浦監督は「前向きに吸収している。『おれは日本代表』という感じもまったくない。ストイックな選手」と熱心さに舌を巻いた。
リーグ17位に沈んでいるチームにとって、中断明けの再スタートがどれほど重要か、このベテランは知っている。残された時間は少ないが「戦術の疑問? 監督のいうことを実現させるのがプロだと思っています」。こう言い切るのが頼もしい。【上野耕太郎】
[2008年6月24日9時43分 紙面から]
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