福岡のヤングレフティーが、フル回転する。MF鈴木惇(19)が次節アウェー愛媛戦(29日)にメンバー入りし、同日開始のU-19(19歳以下)日本代表候補合宿(~7月2日、静岡)に1日遅れで参加することが26日、明らかになった。

 鈴木は前日25日の岐阜戦に先発。ほかの先発MF2人が出場停止になり、愛媛戦出場が有力だ。5月に選出された同代表ヨーロッパ遠征はチーム事情により辞退したが、今回は合流遅れで了承を得た。リトバルスキー監督(48)は「ジュン(鈴木)は愛媛戦の後、合宿へ行かせる。合宿期間も次の試合(5日甲府戦)には影響ない」と、愛媛戦翌日から3日間の合宿後、中2日の甲府戦まで起用を示唆した。岐阜から移動したこの日の午後は先発組に急きょオフが与えられたが、鈴木は22日のオフ以後、約2週間休みなしで3試合と合宿をこなすことになる。