<天皇杯:名古屋1-1(PK5-3)清水>◇準決勝◇29日◇エコパ
名古屋が「ツキ」を象徴するような幕切れで、PK戦を制した。5人目で登場した途中出場のFW杉本恵太(27)が珍しい形でネットを揺らした。緊張から右足に力が入り過ぎてクロスバーに弾かれゴール前に落下。ところが、横っ跳びしたGK山本海の体にダイレクトで当たってゴールイン。「思い切り蹴ったら、ドーンと行っちゃいました。相手GKからは『(運を)持ってんなぁ』と言われました」と笑わせた。
ストイコビッチ監督のひらめきで予定を繰り上げ、大事な5番目で起用された。来季契約で大幅ダウンを提示され一時は移籍も辞さずの構えだったが「ボクとしては残りたい」と残留も示唆。大役を果たしたムードメーカーの“珍ゴール”で、3度目天皇杯制覇に勢いが生まれた。




