黒星が先行する苦しい展開のJ1仙台が5日、東京戦(午後2時=味の素)に臨む。4戦勝ち星なしの仙台は、アントニオ猪木氏のようなアゴを持つ5人(GK林、4バックの朴、鎌田、渡辺、田村)が今季初めて同時出場する「闘魂」ディフェンスで苦境打開する。
4戦未勝利の逆境に、DFエリゼウ(30)の負傷というアクシデントが重なった。昨季全51試合に先発出場し、今季も全9試合にフル出場していた守備の要が、腰痛を訴えて急きょ東京戦の遠征メンバーから外れた。仙台加入後初めての欠場だ。
だが、危ぶむなかれ。エリゼウに代わってDF渡辺広大(23)が3戦ぶりに先発復帰。東京戦の守備がGK林卓人(27)、DF朴柱成(26)、鎌田次郎(24)、渡辺、田村直也(25)に確定した。1-5で大敗した4月11日の清水戦後、頭を丸めてモアイのように不動心を養っていた渡辺は「やべえ、アゴがそろっちゃいましたね。先発奪還を目指し『ダァー!』してきます」と拳を突き上げた。
アゴが特徴的で、パスも早くて正確なことから「ペリカン便」の異名を取る鎌田も「(渡辺)広大と組めば崩れる気がしない」と自慢のアゴをさすった。朴、田村も入った最終ラインはアゴのラインも息もピッタリ。GK林も加われば(顔面の?)威圧感は十分だ。
清水戦の大敗後は精神的に安定せず1分け3敗。手倉森監督は「(欠けていたのは)闘魂だよ。東京戦は闘魂DFやるよ」と拳を握って遠征バスに乗り込んだ。Go
without
Wondering(迷わず行けよ)。GW最終日の5日、闘魂DF陣が「ダァー!」と5戦ぶりの勝ち名乗りをあげる。【木下淳】



