左足付け根を痛め離脱中のW杯日本代表FW玉田圭司(30=名古屋)が19日、愛知・豊田市内でボールを使ったトレーニングを再開した。

 5日浦和戦(埼玉)で左短内転筋を肉離れ。その後リハビリを続けてきた。故障後初めてスパイクも履いてボールも蹴るなど、復帰へ前進した。

 代表組にはオフが与えられており同僚のGK楢崎、DF闘莉王は姿を見せなかったが、1日も早い復帰へ「休日返上」。玉田は「痛みは出なかった。自分だけで決められることではないが、合宿初日からやりたい」と21日の代表合宿初日からのチーム合流に意欲を示した。名古屋関係者によると対人プレーのリスクや試合勘の問題もあるため、24日韓国戦(埼玉)出場は難しいという。最終的に代表側の判断となるが、実戦復帰は30日イングランド戦(オーストリア)がメドとなりそうだ。