なでしこリーグ日テレが今季、被災地・岩手でリーグ主催試合を行うことが16日、分かった。4月末の大型連休中に、県営運動公園陸上競技場(盛岡市)で予定。岩手では史上初のリーグ開催となる。福島第1原発事故の影響で福島を拠点とする東京電力が休部となったことから、震災後は東北で初のリーグ戦となる。
クラブには、岩手出身の日本代表DF岩清水梓(25)が所属。昨季途中からユニホームスポンサーとなった岩手で不動産などを手掛ける平川商事の尽力もあり、実現する見通しとなった。
対戦相手は、日本代表FW丸山桂里奈(28)の所属する千葉。会場は約3万人の観客を収容でき、ゴールデンウイークの注目カードに多くのファンが集まりそうだ。女子サッカーの普及を目指すクラブは、選手によるスクールや、沿岸部で避難生活を送っている被災者を招待するプランも検討している。
岩清水はこの日、生まれ育った岩手県滝沢村で式典に出席し、名誉村民の称号を贈られた。「私もチームのみんなも、震災のことを考えていた。勝っていいニュースを届けたいという気持ちで戦った」と、世界一に輝いた昨年のW杯ドイツ大会などを振り返った。




