<J1:磐田3-0神戸>◇第2節◇3日◇ヤマハ
磐田が今季初の連勝で7位に浮上した。守備を固める神戸に前半は得点を奪えなかったが、後半11分にMF那須大亮(29)の今季初ゴールで先制。同27分に途中出場のFW金園英学(22)の5得点目となるゴール、さらに同28分には神戸のオウンゴール(O・G)で勝負を決めた。今季3得点以上は5試合目、完封も5試合目と、湿度80%以上のホームで、不快指数のない快勝だった。
神戸の堅い守備陣に苦戦した。前半から生命線でもあるサイド攻撃は機能。DF駒野、DF山本脩の両サイドバックが、何度もクロスを供給しゴールを狙ったが、ゴール前でことごとく跳ね返された。この日は、U-22日本代表のFW山崎とMF山本康が5戦ぶりに復帰し、好調を維持していたリーグ前半戦のベストメンバーを組んだが、決定的なチャンスを作れないまま時間だけが経過した。
それでも、最初の決定機を逃さなかった。後半11分、左CKからのこぼれ球をMF山田が左足でシュート。相手DFに当たり右ポストに直撃。ゴール前に転がってきたボールをMF那須主将が左足で押し込み均衡を破った。今季初ゴールの那須は跳び上がってガッツポーズ。前節福岡戦に待望の長女が誕生し「一段と責任感が強くなった」と話していた闘将の「パパ1号」で先制点を奪った。
主将の1発で攻撃陣の目が覚めた。同27分。山崎の不在でここ4試合連続スタメン出場していたFW金園が、相手DFのクリアミスを拾い、右足でチーム2点目を奪った。「サブから出ても点は取りたい」とゴール宣言していた通り、交代直後にいきなり大仕事をやってのけた。さらに、1分後の28分、DF駒野のクロスでO・Gを誘発し、勝負を決めた。
6月の5連戦を終え、柳下監督は「負け越したので、7月は勝ち越したい」と話した。この日は4戦ぶりの完封で、今季初の連勝を収めた。7月最初の試合で好スタートを切った。



