<ナビスコ杯:仙台0-0磐田>◇2回戦第1戦◇14日◇ユアスタ
前戦から大きくメンバー変更してアウェー仙台戦に臨んだ磐田は決め手を欠き、引き分けに終わった。第2戦は28日に行われる。
ナビスコ杯で過去5度対戦し、負けなし(4勝1分け)と相性のいい相手に苦しめられた。柳下正明監督(51)が「みんな準備はできている」と、10日の清水戦からスタメンを5人入れ替え、控え生活が続いた選手を起用。だが、ボールを足元で受けるシーンばかりが続き、ゴールに向かう姿勢が見えないまま、前半を終了した。
ハーフタイムに柳下監督は「ディフェンスラインの背後をもっと狙うこと」と指示した。後半5分にはFW山崎のドリブル突破から絶好の位置でFKを獲得。この日最初の見せ場でMF小林がキッカーを務めたが壁に直撃し、ノーゴール。打開策となるセットプレーもモノにできなかった。それでも、同13分にDF山本脩が相手の裏を突くプレーでゴールに迫ると、直後の14分にも山崎がドリブルでゴール前まで進入。時間の経過とともに、本来のリズムを取り戻した。
攻撃陣が鳴りを潜める一方で、守備は最後まで集中力を切らさなかった。DF駒野の代役で出場した山本脩は「出るからには特徴を生かしたプレーをしたい」と、豊富な運動量を生かし、右サイドで上下動を繰り返した。この日は、東日本大震災で被災した地元・岩手の中学生や当時の監督らを招待。両親も観戦に訪れた中、気持ちを前面に出したプレーを披露した。
後半39分には復帰したばかりのFW荒田を投入したが最後まで得点は奪えなかった。それでも、守備陣が奮闘し、敵地で引き分けに持ち込んだ。【神谷亮磨】



