<ナビスコ杯:仙台0-0磐田>◇2回戦第1戦◇14日◇ユアスタ

 ジュビロキラーがあと1歩及ばなかった。仙台が磐田と引き分けた。対磐田の公式戦11戦10発と相性の良いFW赤嶺真吾(27)だったが、この日は不発。スコアレスドローだったため、28日に行われる第2戦(ヤマハ)に勝てば準々決勝へ駒を進める。

 今季の磐田戦で2戦連発中だった赤嶺に期待が集まった。ジュビロキラーが磐田ゴールに最も近づいたのは後半29分。DF菅井の右クロスに頭で合わせたが、惜しくも右ポストに阻まれた。同36分にFW中原と交代。3戦連発はならなかった。

 仙台の王様MF梁をベンチ外に温存して挑んだ一戦。前半、ボールは保持するがラストパスが出ない状況が続く。いまだ移籍後初ゴールが遠いFW柳沢。公式戦4戦ぶりの先発も、シュートまで持っていけない。ナイスパスは供給したがFWの積極性をもっと出したい前半だった。

 ホームで引き分け以下は避けたい仙台はMF角田のキャノンシュートで反撃に出る。後半7分、目の覚める約40メートルのロングシュートでGKの手をはじきCKを得る。同10分、同20分にも同様の距離からシュート。だが得点にはつながらなかった。

 最後まで磐田ゴールを脅かしたが勝利はつかめなかった。同ロスタイム、決勝ゴールを狙い、左サイドを突破したMF関口が突然転倒。右臀部(でんぶ)を痛め、その後全く走ることができなかった。攻守に奔走し続け、たまった疲労で悲鳴を上げた。だがこれで公式戦5戦負けなし。夏場に9戦勝てなかったツケを返し始めた。手倉森監督も「13戦負けなしを狙いたい」と話した。【三須一紀】