浦和は7日、DF堀之内聖(32)と来季の契約を更新しないと発表した。地元浦和出身で、02年の入団以来、10年間プレー。05年天皇杯優勝、06年リーグ優勝、07年ACL優勝など黄金期を支えた。来季からはスタッフとしての残留を打診されている。堀之内は「今後は正確には決めていない」と言った。「この10年は自分の人生そのものだった。(今後も)レッズに携わっていけたらいいなと思う」。山道強化部長は「生え抜きとして、将来はレッズの中心、屋台骨として支えてくれる人材」と評価。また、来季の契約を更新しない日本人選手はJ2栃木にレンタル中のDF堤と堀之内のみ。新監督は未定だが、補強はフロント主導で進めていく。